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上司がいない時に、見えてくるもの。

今日は、上司の休日だった。そんな時だからこそ、見えてくるものがあった。

同僚の中でも、仕事ができる方だと思っていた人がいる。
これまで、新しい仕事に慣れるため、仕事の仕方を重視して見ていたため、同僚の行動、考え方は重要視しておらず、人物像の見極めを怠っていた。

最近は、余裕もできてきて、同僚の人物像を観察し始めて、行動に疑問符がつくケースが多々、見受けられるようになった。

それが、今日、直属の上司が休日で、不在にしていた時の行動を見て、確信した。

『ダメだ。結局、仕事のできない人だった。』と。

ちょっとは、仕事ができる人と思った、自分がまだまだ、人を見る目は、なかったと、ガッカリしてしまった。


  • 朝、出社は遅い(いつもと比べて、かなり)。
  • 自分でできることも、上司気分でせずに他人に任せる。
  • そのくせ、責任感があるわけでなく、自分の担当する仕事を優先し、同僚から、協力してもらいながらも、他の同僚がしている仕事には、手を貸さずに上司気取りで口だけ出す。


僕の中で、その同僚の評価は、音を立てて、落ちて行った。

こんな風に、普段とは違う環境になった時、行動や態度が、どう変わるかで、その人の本来の姿が見えてくる。

普段、上司の前では、キレイごとを言っている人が、上司がいない時に、ココぞとばかり態度や行動を変える人は、案外多い。

そんな人を見ると、僕は、『くだらない人間』に関わりたくないと思ってしまう。

それとは、正反対に、リーダーシップを取れる人もいる。
上司面ではなく、周りを見て、今、自分が何をすべきか、そして、適材適所を考え、上司のように指示ではなく、さりげなく適材適所になるよう、誘導できる、人もいる。

そんな行動ができる人は、いずれ人の上に立てる候補だ。

適材適所への配置は、決して難しい物ではない。
誰でも、同僚の普段の行動を見ていると、何が得意で、何が苦手かは、上司以上に自然とわかっているからだ。

しかし、ここで配置を指示すると、同僚からの反感を買ってしまう。
そこで、さりげなく、誘導できる人は、やはり優秀だ。

僕も、そうなりたいと日々思っている。

しかし、今の同僚にそんな人物はいない。
そろそろ、僕も『爪を隠している』場合では、なくなってきた。

権力争いに疲れていたけど、ここでダラダラ過ごすのは、時間の無駄にも思える。
なるべく、目立たず、楽をしようと思っていたけど、性格的にダラダラ無駄な日々を過ごすのは、合わないらしい。

明日からは、今までの当たり障りのない人柄を変えて、ガンガン前に進んでいく。


そんな人に憧れる。


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