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自己啓発を続けるコツ

自己啓発が続かずに、悩んでいる人が案外多い。
無理をしてセミナーに通ったり、本を買ったりしてみたものの、身につかなければどうしようもない。

愚痴おやじの過去

僕も何年も前に、自己啓発に関する本を数冊買った覚えがある。
その当時の僕は、「仕事で直ぐに結果を出したい。」との思いだけが強く、外見を着飾る(理論武装)ための自己啓発だった。

しかし、いくら着飾り外見を整えても、中身(心)から変わらないと、直ぐに化けの皮は剥がれてしまい、仕事で結果をだすことなんてできる訳がなかった。

決して、本が悪いのではなく、この本を読めば、仕事が上手くいくと、勝手に自己啓発を神格化し、僕の準備が足りないまま、高望みをしていた結果だ。

高望みしたまま、無理を続けることは、僕にとって簡単なことではなく、身につく前に「こんなことで仕事が上手くいくなら、誰も苦労しない。」などと自己弁護し、怠けて楽な道を選んでしまった。

恐らく、自己啓発が長続きしない人も、僕と同じだと思う。

自己啓発の前の準備ができていないだけだ。

自己啓発とダイエットは同じ

自己啓発とダイエットは似ている。
どちらも、
  • 続けることが難しい。
  • 急激な変化にはリバウンドが待っている。
自己啓発もダイエットも、続けるには忍耐力が必要とされる。
「今日くらいは」「明日から」など、誘惑と甘えを我慢しなければいけない。
我慢は一番厄介な敵だ。

また、無理なダイエットで、急激に変化したとしても、リバウンドが待っているように、無理に変えても、必ずどこかに歪みは生じるはず。

余程のことがない限り、急に人は、変われない。
急に人が変わった話を聞いても、良い方へ変わった人の話は皆無だ。
(悪い方へ変わった話はあるけれど。)

それなら、ダイエットを続けるコツと同じことをすると、自己啓発も長続きするんじゃないかなと思う。

自己啓発を続けるコツ

ダイエットを続けるコツを調べてみると大体
  • 無理をしない
  • 我慢しない
  • 夢(目標)を持つ
などあるみたいだ。

自己啓発も同じように
  • 無理をしない(高望みをしない)
  • 我慢しない(ストレスと上手く付き合う)
  • 夢(目標)を持つ(自分の成長を実感する)
に限ると、僕は思う。
そのためにも、自己啓発をする前の準備として、『仕事を楽しむ』ことから、始めるのが一番だし、遠回りのようで、案外、近道かも知れない。

仕事を楽しんでできれば、『好きこそ物の上手なれ』じゃないけれど、自然と仕事を覚えることができるはず。

そして、楽しそうな人の周りには、『類は友を呼ぶ』のように、楽しい人が集まり、仕事の悩みで一番多い、コミュニケーションも円滑になり、悪いストレスも溜まらないはず。

自分の成長が実感できる人は、現在の自分を客観的に見ることができている証拠。客観的に見ることで、自分の得手不得手を正確に知ることができ、本当の自己啓発へ無理なく進むことができるはず。

『愚痴おやじの無責任な自己啓発』のタイトルは誤りで、本当は『愚痴おやじの無責任な自己啓発”前の準備運動”』が正しいのかもしれない。


それでも、このブログを自己啓発前の準備運動として、参考にして貰えたら嬉しいな。

コメント

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