よく、人を評価する際、『あの人は器が大きい・小さい』など、器に例えられる場合がある。
人としての器は、小さいより、大きい方が良いに決まっている。
どうしたら、器を大きくできるんだろう。
器の大きい人と言われて、想像することは、
人としての器は、小さいより、大きい方が良いに決まっている。
どうしたら、器を大きくできるんだろう。
器の大きい人と言われて、想像することは、
- 何でも受け入れてくれる。
- 認めてくれる。
- 細かいことを気にしない。
などが、思いつく。
それなら、どうすれば自分の器を大きくすることができるだろうか。
僕の場合は、人の器とは、『成長する、お茶碗(器)』と、考えている。
日々、お茶碗を使用し、『食べる量(経験)』に変化がなければ、大きくもならず、小さくもならない。
『食べる量(経験)』が多くなると、自然に、こぼれ落ちないよう『お茶碗(器)』も成長していく。
そんな魔法のお茶碗だ。
もちろん、『食べる量(経験)』が減ると、『お茶碗(器)』も、徐々に小さくなってしまう。
なぜ、こんな子供だましの例えをするのかと言うと、
『今の自分に満足しない』貪欲さが、人の器を大きくしていくと思っているからだ。
決して、他人より、『上や優位に立ちたい』など、今の自分を量るのに、他人を利用するのではなく、『今日の自分より、明日の自分』と、自分自信を評価基準として、成長していく必要がある。
そして、自分を成長させていく、一番の方法は、『経験だ。』
これに、勝るものはない。
しかし、誰にも、平等に時間は流れていて、人の倍の経験を積みたいと思ったら、人の倍の時間を必要とする。
ならば、経験する中身を濃い物にしていくしかない。
(スライムだけの経験ではなく、より強い敵から、経験値を得る。)
中身の濃い経験にするには、『人の話(経験)』をよく聞くこと。
『人の話(経験)』を自分の経験とするこもできるし、近道を教えてくれることもある。
また、流れを読むことも必要だ。
川の下流から、上流に泳ぐには、相当の体力が必要だが、上流から下流へは、比較的泳ぎやすい。
ただし、全体を把握していなければ、泳いだ先に、大きな滝があるかも知れないし、近くに船があるかも知れない。
流れを読むには、先ずは細かいことなど、気にせずに、周りを見渡す。
その中で、気になる点や要所と判断したところを細部まで確認すればいい。
最初から、全てを見逃さないように凝視しては、疲れるし、時間の無駄でしかない。
スタートを早めにきることも大事だ。
そんな、経験を積み重ねていくことで、自然と器は大きくなって、行くんだと思う。
人としての器は、大きくしようと思って、大きくできる訳ではない。
また、スライムだけを倒し、強くなったと思っていても、それは、小さな世界(器)でしかない。自分から、大きな世界(器)を拒否しているだけだ。
そして、本当に器の大きい人は、自分の器の大きさなど、気にしない。気にならない。
こんなことを書いている僕も、まだまだ小さな男だ。
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