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『シンプル イズ ベスト』の発想が重要だ。

仕事は、『シンプル イズ ベスト』の発想が重要になってくると、僕は考えている。

世の中には、複雑なシステムで、成り立っている会社もあるけれど、一つ一つに分解すると単純な仕事を組み合わせているだけだ。
それをわざわざ、複雑に解釈する必要はない。

例えば、営業の世界であれば『売れるか?売れないか?』が、基本だ。
これは、営業の仕事に携わったことがない人でも、簡単にわかると思う。

もちろん、突然、赤の他人に『買いますか?買いませんか?』と、営業しても、10人中、10人買うことはない。
それなら、どうしたら『売れるか?売れないか?』を考えていけばいい。

例えば、
売れる→商品のデモンストレーション→商品PR→話を聞いて貰える体制づくり→信頼関係の構築→顧客訪問→訪問先のリストを作成→その商品の販売対象を知る
と、順番を逆に追っていき、一つ一つの階段を上るだけで、簡単に販売することができる。

ただ、営業の仕事で、成績が上がらずに悩んでいる人の多くは、嚙み砕くことをせず、そのまま全てを並行して実行しようと考えてしまい、その複雑さについて行けず、成績を上げることができずにいる。
自分でシンプルなはずの階段を複雑にしてしまい、上ることができない階段にしてしまっているだけだ。

人はみんな、物事を考える時、幾つものことを同時に考えることはできないと思う。
コンピューターと同様に『YES・NO』の選択肢を繰り返しているだけだ。
その選択肢が多いか?少ないか?で、その人の価値が決まってくると思う。
選択肢を増やすには、多くの経験を得ることが最短だ。

だからこそ、幾つものことを複雑(並行)に考える必要はない。
一つ一つ、階段を昇ればいいだけ。

例えとして、営業の仕事を出しただけで、全ての仕事に通じることだと思う。

そして、今回、僕が一番伝えたいことは、考え方(階段)の順番(上り方)が、わからない人が対象ではない。
考え方(階段)の順番(上り方)が、わからない人は、切っ掛けがなかっただけで、すぐに階段を上ることができるようになるけれど、自分が周りより、賢いと思っている人へ、向けている。

自分が賢いと思っているほど、先を読んでいる自分に自惚れ、まるで罠を仕掛けるように複雑にことを進めようと考えてしまいがちだ。
さっきも言ったように、全ての人はシンプルな考えがベースとなっている。
そこに、複雑に絡んだシステム(話)を突き付けても、理解してもらえるはずがない。

結果、信用される訳がない。
詐欺でもない限り、複雑に考えていいことはない。
(詐欺は、そもそも理解されたら、終わりだ。)

僕は、そんな複雑に絡んだシステム(話)をする人は、中途半端なバカだと思う。
理解して貰えないのは、相手がバカだから。なんて、考えるのは、大バカだ。

複雑なものをシンプルに嚙み砕くことができる人が、仕事では、賢い人だと思う。

人間関係も同様だ。
相手の役職、立場、状況、性別など、考慮しながら、自分の言動を考えると、どうしても複雑に考えてしまいがちになり、考えることに疲れてしまう。
結果、人間関係に悩んでしまう。

もっと、仕事での人間関係もシンプルに考えるべきだと、僕は思っている。
ただ、今日は、疲れたので、人間関係のシンプルな考え方は、明日にでも、僕なりの考えを発信したいと思う。


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