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人を助けることは、簡単なことじゃない。

人を助けることは、簡単なことじゃない。
それは、助ける人には余裕がないといけないから。

例えば、川で溺れている人を助けるには、体力的に余裕がないと、助けるはずが自分まで溺れてしまう。
金銭的な余裕がない人は、寄付など慈善事業へも参加しづらい。
人に何か教えるのも、知識に余裕がないとできない。

そして、一番は気持ちに余裕がないと、人の力になりたいと思うこと自体がない。

しかし、気持ちだけ強く『誰かのために』と、思うことは決して間違いではないけれど、自分の現状をしっかりと把握しよう。そうしなければ、川で自分が溺れてしまうことになる。
もし、今の自分に体力的・金銭的・知識的など余裕がないようであれば、素直に余裕のある人の力を借りよう。

仕事でも同様に、上司から無理難題の仕事を任され、期待に応えようと安易に引き受けることは、決して正解ではない。
冷静に今の自分の力を見極め、ただ断るのではなく、どこまで自分の力ででき、どこら誰かの力を借りたいのか判断し、その旨をしっかりと伝えよう。

そうした場合でも、上司は「この人は仕事ができない。任せられない。」と、思うことはない。
しっかりと、仕事を成し遂げることを前提に考えながら行動している。と、むしろ今後に期待してくれるはず。
もちろん、いつまでも同じ内容の仕事でも力を借りるのではなく、ステップアップしていくのが前提だけれど。

徐々に力をつけている姿をみて、重要な仕事も任されるようになってくるはず。

人助けも仕事も、今の自分の力(余裕)を冷静に判断し、できる範囲、力を借りなければいけない範囲をしっかりと見極めよう。

僕は今、全く余裕がないので、誰かの力になることも、仕事で需要な仕事を任されない。

「いつかできたらいいな。」


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