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自己保身は、本当に自己保身になる?

僕は、ならないと思う。

今日、取引先とのトラブルがあり、その際、取引先がとった言動が、あまりにも自己保身に走りすぎて、僕もイライラしてしまい、『愚痴おやじ』の名前のまま、本当の愚痴です。

こちらにも非があり、会社間のトラブルだから、なるべく穏便に済ませたいと思いながらも、「自分は悪くない」の一点張りの対応をされ、僕も冷静さを失って、感情に任せてしまい、まだまだ、子供だと反省している。

でも、正直ムカついた。

そんなことから、時間が経過し、冷静になった時、『自己保身』に走る人は、よくいるけれど、結局は「自分を本当に守れているんだろうか?」と疑問に思った。

僕は、そう思わない。

自分に都合の良い解釈で話をされても、誰も納得いかない。その時、僕みたいな自己が強い人ではない時は、相手を言いくるめてしまうこともできるだろう。

でも、それは、本当の解決ではないと僕は思う。
目につかないように隠しただけじゃないかと。

隠したものは、いつか見つかる。その時、また、その上に何かを掛け、さらに奥深くに隠すしかない。
本来、早い段階で、解決策を見出すことで、傷は浅くて済み、治すことも容易にできる、はずなのに、隠してしまうことで、見える傷はなくても、見えないところで傷は、手に負えなくなってしまう。

隠しごとを最後まで貫けるなら、いいけど(ウソも突き通せば本当になる。みたいに)大抵はバレる。

隠し事がバレた時、浅くて済むはずだったのが、深い傷になっていて取り返しつかないことになってしまうんじゃないかと思う。

そうすると、『自己保身』のために、取った言動が、実は『自分を追い込んでしまっている』んじゃないかと思う。

人は誰しも、間違いやミスを犯してしまう。
その際に、取る行動がこれからに大きく左右して、成長することもあれば、退化してしまうこともあると思う。

特に、自己保身は、第三者から見れば、ハッキリとわかるし、自分の価値を落としているだけだと思う。

だから、『自己保身』は、自分を守っていない。

その場を繕って、隠しているだけでしかない。

本当に自分を守りたければ、自分に非がなくても、反省し、解決策(トラブルの回避策)を見出すことで成長し、強くなるからこそ、自分を守ることができる。

以前、人のせい「自分は悪くない」では、未来がない。でも、同じことを言っているけれど、『人のせい』にしては、成長しない。

自分ができる解決策を見つけないと、今は何とか誤魔化せても、所詮、誤魔化しでしかない。
同じことを繰り返し、痛いしっぺ返しが待っているだけ。

自己保身に走りがちな人は、早く『誤魔化しでしかない。』ことに気付いて、治したほうが良いと思う。

僕も、こんな愚痴を書いてる時点で、『自己保身』に走っているし、『自分は悪くない』と思っているんじゃないかと思う。

それは間違いだと、自分を戒めるために書いているのかもしれない。

『早く、大人になりたい。』


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