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臨機応変に仕事の効率を考えよう。

その時、その時に応じて臨機応変に対応できるか、どうかで仕事の効率は変わってくる。

僕は、あくまでも効率が変わるだけだと考えている。

それは、臨機応変に対応していくには、何よりも経験が必要とされる。しかし、同じ仕事をいつもの通りの順番でこなしたとしても、時間はかかるかも知れないができないことはないと思うからだ。

だから、慌てて何もかも臨機応変に対応しようと考えなくても、いいと思う。
ひとつひとつ確実に終わらせていくのも大事だから。

しかし、いつまでも新人ではないので、経験を積み、慣れた仕事なら、その場、その時に応じて臨機応変な対応が求められてくる。

時間は待ってくれない。全ての人に平等で、1日は24時間しかないからだ。

例えば、丸1年が経過した新人の場合、ベテラン社員よりも仕事をこなすのが10分遅かったら、1年で3650分(面倒なので休みは考慮しない)となり、約2日半の遅れを取ってしまう。

1年目、2年目であれば会社も経験不足も考慮するし、早さよりも正確性等を重要視するだろう。

しかし、丸10年経過した中堅社員の場合、約25日の遅れとなってしまう。
25日の差があると、多くの仕事で差ができ、今まで同位置にいたと思っていた、周りの社員からどんどん引き離されていってしまう。

そうならないためにも臨機応変に対応していくことは、大事になってくる。

臨機応変に対応することは、決して難しいことじゃない。
先ずは、経験を積むこと。そして、一歩先、二歩先を見て、行動するだけでいい。

例えば、『通路に物が置いてあることを知っていても、そのままにしておくのではなく、歩きやすいようによけておく。』そうすると、いざ急用でも問題なく通ることができる。
(本当は、その前に通路に置かなければいいのだが。)
そんな、小さなことから先を読む癖をつけることで、臨機応変に対応することは簡単にできる。

しかし、臨機応変に対応するのは、大事であって、重要ではない。

早く仕事を終わらせるのが重要ではなく、正確に終え、最大限の結果を生み出すのが重要だからだ。

僕の周りを見ていても、不器用だなと思う人は沢山いる。器用に効率よく、その時に応じて臨機応変に対応している人を見ると、一見仕事ができると思い込んでしまうが、不器用と思っていた人の仕事が丁寧で、最善の結果を生み出していることも沢山ある。

だから、焦らずに仕事をこなす中で、経験を積み、少しづつ臨機応変に対応できるようになる程度でいいと思う。

僕は要領よく、仕事をするタイプだと思う。しかし、「要領がいい。」と、言われることは、あまり嬉しくない。なんか適当にしていると思われているんじゃないかと考えてしまうから。


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