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自分を変える苦労と変えない苦労。

普段何気なく、行っている自分の行動や考え方を変えるには、並大抵のことではない。
余程の決意と常に変えようと意識しないと、これまでの自分を変えることができない。

しかし、正反対の自分を変えないことも簡単なことではない。
ついつい、周りに影響され、日々変化している。

これを逆手にとってしまえば、変えなきゃいけない所を簡単に変えることができ、変えてはいけない所を変えずに維持することができるはず。

それなのに、なぜ、そうすることが、できないのだろうか。

それは、自分自身への甘えが大きく、ついつい、『楽』を求めてしまう。

大体、変えなきゃいけない所は、自分自身への甘えからくる、楽(肉体的、精神的)なことが多いし、変えてはいけないのに変わっていくのも、周りが楽をしていることに憧れ、気付くと自分も真似をしてしまい、結果的に変わってしまっている。

人類は、『楽』を求めて、ここまで発展してきた。
例えば、歩くのが大変だから、自転車や車、それよりも、『もっと遠くへ、早く』と新幹線や飛行機が生まれた。

『楽』を追求することは、更なる発展へと繋がるキーワードだ。

それなら『楽』を求めるのは、いいことなのに、自分への変化となると『楽』を求めていけないのは何故だろう。

それは、『楽』の位置だと思う。

目先の『楽』を求めてしまうと、だらけてしまい、どんどん落ちて行ってしまう。
しかし、一つ先、二つ先の『楽』を求めることで、どんどん上がっていくことができる。

自分を変えることも、変えないことも同様だ。
目先だけ、見てしまうと悪い変化でしかないけれど、一つ先、二つ先を見ることで、良い変化に変えることができる。

その為にも、良い変化や良い維持をする為には、『夢や目標』をしっかりと持つことと、そして、自分自身を一つ上や二つ上のレベルの環境に身を置いてみる。
(背伸びのし過ぎは、自分を苦しめるだけだけど。)
しかし、簡単に今の仕事を変えたりは、できない人が大半だと思う。
そんな時には、『憧れる人』を探し(作り)、その人へ、「近づきたい」、「ああ、なりたい」と、意識し、影響を大いに受けるべきだ。
その際は、憧れる人の全てを見るようにしないといけない。上部だけ見ても、憧れの人に近づくことはできない。

そのことを意識するだけで、良い変化や良い維持をすることができるはず。

難しいと思ったら、できないけれど、自分を信じ、簡単にできると思えば、できる。

僕も、まだまだ変えなきゃいけない所や、決して変えてはいけない所を維持することに、苦労している。

しかし、自分ならできると信じて、これからも、どんどん、進んで行こうと思っている。


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