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人の振り見て、我が振り決める。

『人の振り見て、我が振りなおせ』は、子供たちも知っている、有名なことわざだが、僕は、人の欠点を利用して、自分だけ良ければと考えているよう(あくまでも僕の主観です。)で、印象が悪いので、あえて反対にした『人の振り見て、我が振り決める』の方が好きだ。

どちらも、周りの人を良く見て、自分の行動を決めていくことに変わりはない。が、僕は前者の『人の振り見て、我が振りなおせ』『上から下』『前から後ろ』を見ている気がする。
見ている方向がマイナス方向なら、自然と自分が進んでいく道もマイナスに向かって行ってしまう。

しかし、後者の『人の振り見て、我が振り決める』『下から上』『後ろら前』を見ながら、一歩ずつ確実に前進している印象を持つ。

ただ、僕が言いたいのは、昔ながらの職人のように、何も教えてもらわずに、先輩、上司の仕事っぷりを見て、仕事を覚えることではない。

本当に仕事ができる人の動きを見ていると、無駄な動きが極力ない。
仕事は、全て順調に行くわけではない。
必ず、トラブルや思わぬ横槍など、仕事を妨げることが発生する。
それでも、仕事ができる人は、そういったトラブルさえも想定内として、回避、対応のための準備や時間的な余裕を持っている。
他にも、並行した複数の仕事をこなす、順番や方法など、参考になることが多い。

そんな周りにいる仕事のできる人の行動を真似しない手はない。
同じような行動をしていると、次第に考え方もわかってくるようになる。
「何で、今こんなことをしているの?」から、「こんなことを考えているから、今これをしているのか。」と、なってくる。

考え方までわかってくると、今まで憧れだった存在から、お互いにとって、良いライバルまで成長しているはず。

僕も、『人の振り見て、我が振り決める』を実践している。
僕にとって、今の仕事は、数カ月だけれど、十何年続けている先輩の行動をしっかりと真似、十何年の経験を僕のものに(欲張りだけど、1年以内には)しようと思っている。

『夢は大きく』


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