スキップしてメイン コンテンツに移動

僕がやっている簡単な自己啓発 Part 3【中身の濃い仕事で、経験値稼ぎ】

仕事で、『経験』ほど、重要なことは、ないと思う。
どんな仕事に於いても。

例えば、九九を覚えたての時は、1×1、1×2・・・と、順を追わないと、答えがでなくても、日頃、九九を使用し計算を数多くこなす(経験)ことで、自然と答えがでてきたり、人前に立つことが多い仕事も、最初は、緊張して話ができなかったとしても、『経験』を積み重ねることで、過度な緊張などせずに、堂々とスピーチすることができるようになってくる。

『経験』は、仕事(プライベートであっても)に於いて、自分を成長させる重要な要素の一つだ。

しかし、同じ時期に入社し、同じ研修を受けたにしても、成長のスピードは、人それぞれ違ってくる。
その違いは、何だろうか?

僕は、一つ一つの『経験』の吸収の違いが原因だと思っている。

向き、不向きも多少は関係するかもしれない。しかし、それ以上に仕事一つ一つに対して、『興味』『理由(意味)』『想像(想定)』を意識するだけで、同じ経験であっても、『中身の濃い仕事』となり、吸収できる経験値は、大きく変わってくる。

僕が考える『中身の濃い仕事』とは、流れ作業で何も考えずに行う仕事ではなく、『興味』『理由(意味)』『想像(想定)』を意識し、同じ状況・同じ仕事であっても『理由(意味)』『想像(想定)』をしながらする仕事だと思う。


『中身の濃い仕事』をするためには、『興味』『理由(意味)』『想像(想定)』を意識しながら仕事をするべきだと思っているけれど、そのためには、最初の切っ掛けとなる『興味』を持つことが重要になってくる。

『興味』がなければ、自分を成長させることは、絶対にできない。

自分自身を成長させるためには、『興味』が絶対に欠かせない。

他にあげた『理由(意味)』『想像(想定)』ができるのも『興味』があるからこそで、『興味』がなければ上部だけの『理由(意味)』『想像(想定)』であって(テスト用?)、その経験を生かそうと意識しなければでてこない経験値でしかない。

本当の経験値とは、意識せずに自然と行動できるようになることだと思う。

僕は、そのために、先ずは同僚(先輩)や上司に『興味』を持つことから、始めている。

  • どんな人か?
  • 性格は?
  • 得意なことは?
  • 苦手なことは?
などなどだ。
そうすることで、

  • なぜ、今、その仕事をしているのか?
  • なぜ、その順番で仕事をするのか?
などの『理由(意味)』が、わかってきて、その仕事(行動)に対する結果を知ることができた。

一度、同僚(先輩)や上司の仕事の結果までの流れを『興味』を持って見ることで、今度は、自分に当てはめて考えてみると、


  • 同僚(先輩)や上司は、できるけれど、今の自分では失敗が目に見えている。それならば、避ける方法はないか?
  • 今の自分でも十分できるだろう。それならば、今の自分にできる最大限の結果を残すために、やり残していることはないか?
などと、常に考えている。
それは、仕事の大小は関係ない。
僕は、掃除の仕方一つでも『なぜ、今?』『なぜ、その順番?』と、『理由(意味)』を知りたいし、『理由(意味)』を想像したり、聞いてたりしている。

そんなことを繰り返すうちに、今の仕事の半分は、同僚(先輩)と遜色なくできるようになってきたと、自負している。

上司には、まだまだ追いつけそうにはないが・・・。

ただ、ここから、自分が試されるのは、イレギュラー事項の発生に臨機応変に対応できる『経験値』をどう積むかだと思っている。

イレギュラー事項は、頻繁に『経験』することができない。

だからこそ、イレギュラー事項に、『どう対応するのか(できるのか)?』が、仕事には求められ、その対応こそが重要になってくると思う。

僕は、今、一つのイレギュラー事項が発生した際に、他の仕事にも当て嵌め、『もし、こんな時には?』など、想像している。
もちろん、自分で想像できない範囲であれば、素直に「こんな時には、どうする?」と、聞いている。

特に、上司を見ていると、圧倒的に自分の経験が足りないことを痛感する。
しかし、上司が何年もかけ得た『経験』を僕は利用させてもらい、一日でも早く追いつくように仕事をしていく。

そのためにも、これまで以上に同僚(先輩)や上司に『興味』を持ち、その『経験値』を少しづつ、自分の『経験値』へと、吸収していきたい。


コメント

このブログの人気の投稿

怒られ続けると、どうなる?

僕の同僚の中に、毎日毎日、怒られている人がいる。 「本当によく、怒られるなぁ」と、ある意味、感心してしまう。 なぜ、彼は、毎日怒られ、それを直すことができないんだろうか。 以前、 怒られたくない! でも、触れたように、仕事が全て、後手後手になってしまっている。 どうしたら、怒られないかを考えた末、指示されるのを待つだけになってしまったり、やりかけの仕事を投げ出してでも、上司の指示に従い、結果、投げ出した仕事の件で、又、怒られる悪循環に陥ってしまう。 人には、 想像したことを実現する力 を持っている。 そんな 力 が、 『怒られたくない』 と思いが強くなりすぎて、逆に、 『怒られる状況』 を生み出してしまっている。 (怒られている姿を想像してしまっている。) なら、その悪循環を断ち切るには、どうしたらいいのだろうか? 僕なら、開き直る。失敗や不手際で怒られるのは、しょうがない。 それは、それ。次は、次。その失敗や不手際を超える成果を残せばいいだけだと、僕は考えている。 ただ、僕は、人よりもメンタルが強い方だから、できることかもしれない。 しかし、メンタルが強くないと、怒られ続けることで、臆病になってしまい、全てが悪い方に考えてしまい、そこからプラス思考に変えることは困難になってしまう。 本当は、上司が、さじ加減で、『怒る』『褒める』を使って、部下を巧みに扱うべきだと思うけれど、それは他力本願でしかないし、僕の同僚もそうだが、上司が怒りやすい人材であったり、性根が合わないのかもしれない。 そこで、諦めたら(逃げ出したら)、一生、諦める(逃げる)しか、なくなってしまう。 自分の道は、自分でつくるべきだ。 では、どうすれば、その悪循環から、脱出できるのだろうか? 僕は、まず 『褒めらる』 ことを目標とするべきだと思う。 『怒られる』 のが、怖いと思う人は、 『褒められる』 ことを好む傾向にあると思う。 上司を研究し、 『何をしたら、喜ぶのか』 を考え、上司好みの部下を演じるしかない。 すぐに 『怒る』 上司は、案外単純で、自分が気に入れば喜ぶ。 最初はこそ、上司にもこれまでの状況(怒り続けた)もあり、素直に誉めたりしないと思う。 しかし、上司の気に入る状況が続けば、自然と 『褒める』 環境ができてくる。

僕がやっている簡単な自己啓発 Part 5【頭と気持ちを整理整頓】

僕は、整理整頓を常に意識するようにしている。 それは身の回りや机だけではなく、頭(意識)や気持ちも整理整頓している。 僕の考える整理整頓は、 常に出し入れが容易にできる 他人も出し入れ可能 の、この2点。 身の回りや机の整理整頓は、そのままで 必要な時、すぐに取り出せることができるか。どうか。 自分で取り出せない時、簡単な指示で、他人が取り出すことができるか。どうか。 これが基準だ。 別に『資料がキレイに並んでいる。』とかではなくても、いいと思っている。 すぐに取り出しができる。 もしくは、 他人が簡単に探すことができれば良いだけ だ。 (非公開すべきことは、本当に他人が閲覧不可か。) 仕事は、自分一人だけでするものではないので、同僚などの力を借りることが多々あるし、多々あるべきだと思う。 そんな時に、自分しか知らない(秘密事項は別として)では、仕事にならない。 時々、勘違いして、『だから自分が必要なんだ』と、優越感に浸る人もいるけれど、それは大きな間違いだ。 本当に優秀な人は、優秀な人に囲まれる環境を作り出すことができる人だと思う。(人材育成も含めて) だからこそ、誰でも容易に取り出せることが重要だと思っている。 身の回りや机の整理整頓は、難しいことじゃない。 僕は、優先順位(よく使用するもの、めったに使用しないものなど)を決め、分野ごとに分別している。 それだけでも、欲しい物を確実に素早く取り出すことができる。 そして、頭(意識)や気持ちの整理整頓の場合は 必要な時、すぐに その知識 を取り出せることができるか。どうか。 状況に合わせ、 意識を変化 させる このことを意識している。 自分の知識を正確に取り出すのに、全て暗記をする必要はない。学校のテストではないのだから。仕事で必要なのは、 『正確に、素早く』 であり、 『資料を見ては、いけない』 と言うことはない。 だから、僕は、先ずキーワードとその保管先(机の上など)を覚えるようにしている。 それだけなら、難しくないし、先ほどの身の回りや机の整理整頓ができていれば、簡単に頭の中のキーワードと実際の保管先をリンクすることができる。 そのうえ、知識の場合、取り出すことが多くなるほど、勝手に頭の中に情報が蓄

僕がやっている簡単な自己啓発 Part 23【ご褒美をもらう。あげる。】

僕は、家庭(子育て)において、これまで 『ご褒美』 には、反対だった。 かと言って、躾を厳しくし 『罰を与える』 ことも反対だ。 『ご褒美』 目当てに頑張ったり、 『罰』 が怖くて、頑張ったりなどではなく、自発的に自分が良いと思ったことを頑張って欲しいと思っていたからだ。 しかし、ひょんなことから 『ご褒美』 は、必要だと気付いた。 切っ掛けは、学校の先生からのアドバイスだ。 『ご褒美』 があるだけで、子供の頑張り方が全然違う。素直に話は聞くし(今までは、テレビやゲームをしながらの空返事)、積極的になった気もする。 最初は、「現金だな」とも、思ったりした。けれど、自ら頑張る子供の姿を見ていると、 『ご褒美』 も決して悪いもんじゃないと思った。 それもそうだ。子供にとって、学校や勉強を頑張る先に何があるかわからない。 (もう少し大きくなって、将来の目標ができれば別かも知れないけれど、まだ、そこまで大きくない。) 行き先のわからない道のりを頑張って進めるはずがない。 進むべき、道を見つけた子供たちは、自分達の足で、目標に向かって進んでいる。 なんで、今まで気付かなかったのだろう。 自分も、 『ご褒美目当て』 に仕事を頑張っているのに。 子供には、 『ご褒美なし.』 なしは、酷過ぎたかも知れない。 人それぞれ、 『ご褒美』 は、違うかもしれない。 それは、 『給与』 であったり、 『モノ』 かも知れない。それよりも 『言葉』 かも知れない。 以前、 『承認欲求は、誰もが持っている本能。』 でも書いたように、誰しも、他人から、 『認めて欲しい』 と思っている。 その、 『承認欲求』 を満たす、アイテムの一つが 『ご褒美』 なんだと思う。 『給与』 も 『モノ』 も、自分の行動(仕事)を認めてもらった 『ご褒美』 だ。 そして、 『言葉』 は、もっとも 『承認欲求』 を満たす 『ご褒美』 だと思う。 僕も実際、今の職場で、同僚に 『感謝の言葉』 を今までよりも、多く発するようにしたら、これまで仕事に積極的では、無かった同僚も、積極的に仕事をするようになってきた。 上司から 『怒られる恐怖』 で、真面目に仕事をしても、恐怖心が先立ち、ミスをしない 『保守的な仕事』 しかできない。 しかし、 『ご褒美』 を