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選挙のニュースから学ぶ、仕事の考え方。

僕は、基本的に政治の話はしないようにしている。
特に営業の世界で、政治の話はご法度とされている。政治の世界は、様々な思想な人がいて、話や考え方次第で、今まで築き上げた関係が崩壊してしまう可能性があるからだ。

ただ、衆議院選挙のニュースを見て、仕事の考え方に関係すると思うことがあり、あえて選挙について考えてみた。

最近の選挙で、僕が特に気になるのは、政策が云々ではなく、人の揚げ足取りばかりで、中身が全くない気がする。

僕が日本の政治で物足りないと感じるのはそこが大きい。本来、与党と野党があるのは、足を引っ張るのではなく、様々な考え方から、より良いものを探し出すためだと思う。

しかし、今の政治は揚げ足を取ることばかりで、どちらの政策が勝っているかをみんなに問うことから逃げている感じがする。
自分が劣っていることを自覚してるのかもしれない。

仕事でも同様だ。
相手の弱点ばかり攻めてもしょうがない。同じ社内で争っているなら尚更だ。
社内に敵はいない。現状、もし争っているにしても同じ目的(会社の繁栄、利益)を持っている者どうしだ。
違うと思う方もいるかもしれないが、会社を辞めるなら別にして、会社組織に属するなら、会社の繁栄、利益をなくして、自分の収入も上がることは無い。

だったら、相手の弱点を攻めるべきではない。相手の長所をさらに上回って勝ってこそ、最強の味方になってくれると思う。

僕ならそうだ。

僕のミスや弱点を攻められ、負けたとしても、いつか見返すか、立場を逆転しようと狙ってしまう。
しかし、全力で戦い、全力で負けたなら、本心から応援し、その人についていこうと思う。

今の選挙は、相手の弱点をいかにつくかに囚われ、自分の長所をアピールしていないと思う。
自分の最大の武器がわからないまま、戦っても勝つ訳がない。例え、相手のミスに乗じて勝ったとしても、いつひっくり返されるか心配ばかりで、自分の武器が何なのか忘れ、ひっくり返されないよう、さらに相手の弱点を探すことばかりに集中してしまう。

仕事なら、尚更だ。
自分を向上させるためには、最強のライバルが必要だし、ライバルに勝たなければいけない。
例え、負けたにしても、全力でぶつかっての負けなら、負けを素直に認め、ついていこうと思うはず。
いつか、自分の立場を脅かすかもしれない心配をする必要はない。
絶対的な強さを持つべきだと思う。
そのためには、相手の長所の更に上を行く必要がある。

僕は、絶対にミスを攻めたり、弱点を攻めたりはしない。
あえて、最大、最強の所に正面から、ぶつかっていく。負けてもいいから。
自分に勝つ強さを持った人なら、心から信頼し、ついていけるから。


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