僕は、全力で仕事をしないようにしている。決して、頑張らない。 その理由は、余力を残すとか、カッコイイことではなく、ただ単に疲れてしまうからだ。 最近は年齢もあってか、疲れやすい。だから、仕事に於いても、ほどほどに手を抜き、省エネで仕事をするようにしている。 若かった頃は、仕事も遊びも全力でやっても疲れることはなかったけれど、今はそんなに体力がない。 しかし、年齢と経験を重ねたことで、要領がよくなり、若かった頃には全力でやっていたことを今は、適当に手を抜いてもできる(本当に?)ようになった。 そして、頑張らないことで、周りを見る余裕もできてくる。 どうしても、全力で頑張ると、周りが見えなくなってしまう。集中しているから、当たり前のことだと思う。 以前の僕は、何でも 『自分がやる』 という、思いが強すぎた。決して、それは悪いことではなく、そんな経験があったからこそ、今があるのかも知れない。 しかし、何度もこのブログで僕が述べているように、 『仕事は一人ではできない。』 周りと共存し、協力してこそ、本当にいい仕事ができる。 そのためには、周りの状況をしっかりと見極める必要がある。余裕がなくては、周りの状況を見ることができない。 周りの状況をしっかりと見るためにも、頑張ってはいけない。余裕がなくなってしまうからだ。 周りをよく見るために必要なのは精神的な余裕だけではない。体力的な余裕もなければいけない。 疲れきっていては、疲れを癒すことが最優先になり、周りを見ている場合ではなくなってしまう。 どうしても、仕事に意欲的な人は、頑張りすぎてしまう傾向にある。 僕もそうだった。 でも、それでは上手くいかない。 頑張っている人は、頑張っていない人(普通に仕事をしているだけでも)を見下したり、非難してしまいがちだ。 そうすると、社内の雰囲気も悪くなり、同僚の協力も得られず、自分で何もかもしなくてはいけなくなり、ますます頑張る。もっと、雰囲気が悪くなってしまう。 悪循環に陥ってしまう。本人は、ただ単に仕事を頑張っているだけなのに。 余裕がなくなると、 『人の粗』 らしか見えなくなってしまうけれど、余裕ができると、他人の本心や長所が見えてくる。 他人の本心や長所がわかれば、共存する最適な道も見...
管理職から、転職して平社員からやり直しの親父が、これまでの経験から仕事に対するモチベーションやちょっと自分を変えるだけで仕事楽しくなるのになと思ったことを自分勝手に発信していきます。 仕事で悩んでいるのは、もったいない。愚痴おやじのひとり言が、悩みを解決するかもしれない。 どうせ、やらなきゃならない仕事なら、楽しくしようよ。